アウトプッティズム

興味関心赴くままに作文の練習。

Clove hitchのこと

川越に住んでいる。最近ふらふらとおひとりさまでお店にお邪魔しては呑んだくれているので備忘録的に。


Bar&Dining Clove hitchは川越のクレアモールと八幡通りのちょうど中間の小路にある。クレアモールの中の公園をひゅっと入っててくてく行くと見えてくる。見た目からすごく感じのいい、穏やかにオシャレなお店。

間口は小さめだが結構奥に広いので案外ゆったりとかけさせてもらえた。カウンター席。

お願いしたのはギムレットとブルーチーズとブロッコリーペンネ

バーと屋号があるだけあって、カクテルの種類はかなりあり、メニュー表記もグラスの形が添えてあり、初心者にも優しい感じ。まあ私はなんとかの一つ覚えでだいたいあればどこでもギムレットなのだけども。

そういや元彼の行きつけのバーでもギムレット呑んでたしディズニーシーのルーズヴェルトラウンジでもそうだった。そうそう、ディズニーシーのルーズヴェルトラウンジ、バーとしては安いしちゃんとオシャレで感じよかったのでオススメ。

で、話を川越に戻すと、おそらくお店のご主人がまずカクテルを作ってくださった。正統派で安心して呑める、美味しいギムレットをのんびり舐めている間に奥様がお料理をしてサーブしてくださる。まあこのペンネがべっくらうまい。チーズの味がちゃんとわかるし、塩気多めで茹でられたブロッコリーペンネに合うこと。美味しくって止まらなかった。チーズも色々出してくださるようだし、食事のメニューも期待大なのでまた伺おうと画策しているところ。


Bar&Dining Clove hitch

営業時間

18:00〜0:00水曜定休

川越市脇田町14-16シャトー利休 1F

本を読むこと

読書が趣味である。漫画が大半、小説と雑誌が少し、新聞と新書がごくまれに、という読書家気取りのサブカルクソ女である。ワーイ。

新作が出たらとりあえず読むと決めている作家は辻村深月三浦しをん小野不由美野梨原花南榎田尤利。ゆるゆるである。あとのお三方はいわゆるヤングアダルト畑。ゆるゆるである。それでも十二国記とちょーと夏の塩は死ぬまで好きだろう。ちなみに全員女性作家。フェミの気はないとはいわないけれど、純粋に言葉の美しい作家さんは女性に多い。気がする。

純文学はおねむになるが、三島や谷崎はたまに目を通すとインテリぶれて気持ちがいい。ベタなのしか読まない。


最近所蔵している書籍を掘り返して読むブームである。辻村深月の、『子どもたちは夜と遊ぶ』の上巻を読み終わったところだ。女同士のドロドロした人間関係が結構頷けるかんじに書かれているくせにサッパリ読めてしまうので恐ろしい。男の情念はなにか大きく、それこそ誰かを殺めてしまうような情動でもって語られるのに、女のそれはもっともっと身近でつまらなくてささいで、だからこそ恐ろしいのだと身につまされる。

オチはもうわかっているのだけど、明日からは下巻も読むこととしよう。

わたしのこと

26才になった。

平成元年がアラサーになったといわれた。しかし考えて欲しい、平成二桁代も高校生である。アラサーにもなる。

いわゆるゆとり世代である。でも台形も習ったし円周率も3.14で習った。しかし社会と理科は小学校3年生からで2年生までは生活科だった。

生活の時間に何をするかといえばもっぱら植物の生育と山遊びをしていた気がする。サツマイモを育てて掘って焼いて食べた。あとはアサガオの種をまいたり野菜の苗やなんかを種苗店に買いに行くところから始めて、近所の借り物の畑一面を学年で使い尽くした覚えがある。

あとは大して覚えていない。まあそんなものだ。

中高、のんびり過ごした。人生の栄華は小学生で極めたので軽く挫折をしたりうっかり病気をしたりしていたところ見事に落ちこぼれた。

あんまりの落ちこぼれっぷりに孤立するかと思いきや、何故だかとんでもなく賢く愉快で優しい人ばかりに遊んでもらった。お陰でものすごく精神的に恵まれた青春を過ごし、アホであることの楽しさに目覚めてしまった。まあ、そんなものだ。

それから1年、落ちこぼれはのんびり過ごし、落ちこぼれなりの大学に滑り込み、のらりくらりと過ごした。留年はしなかったが、卒業はした。でも袴は借りなかったし教免は落とした。笑った。ちなみに一緒に教職をとっていた友人2人も落とした。大笑いした。まあそんなものだ。

奇跡的に滑り込んだカイシャで相変わらずのらりくらりとやっている。と思いきや意外と真面目に勤務している。サービス業じゃないのにサービスを強いられる、医療系企業である。クレーマーすべからく滅びよ。

弊社の現部署は土日の休みはあまりない。平日に休めるが正直いらない。土日祝日の休みって偉大ですよ就活生の皆さん。

昭和をおもわせる薄給なりにボーナスもあるので、なんとか糊口をしのぐ毎日である。というよりも金もないがケチも嫌いなのでぱーっと使って日々かっつかつなだけ。貯金は財形をしてみてはいるが、日々額面を下げることばかりかんがえている。ないし切り崩し。

まあ、そんなものだ。

わたしとは、こんなものだ。